魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 感想

内容はすごく良かった。
全13話を130分にまとめたとは思えないほど、よくまとまっていた。


前売り券がまだ1枚あるので、もう1回見たいな。
今度新潟で見よう。って、いつまで上演してるんだ?


以下ネタバレ




まず、冒頭にTVでのラストシーン、フェイトを見送った後のシーンから、なのはのナレーションで始まる。
その時点でジーンときた。


レイジングハートがかなりパワーアップしてる。
インテリジェントデバイスの開発技術が格段に上がっているだろうStrikerS時代よりも複雑で強そうw
しかし、ディバインバスターや砲撃を撃つ時のトリガーはちょっといらなかったんじゃないかなと思う。


レイジングハートって、フェイトに対するバルディッシュみたいに、なのは専用に作られた物じゃなくて汎用品みたいなものっぽいよね。
それなのに、将来的には最強のコンビになるとは!


久々に、全力でぶつかり合う9歳のなのはとフェイトを見て、こりゃスバルやティアナじゃ到底太刀打ちできるレベルじゃないと実感w
StrikerS後のフォワード4人でも9歳なのは一人に勝てないだろうな。
戦闘シーンは、スピード感、迫力がアップしていて、さらに劇場の大音量により見入ってしまう。


クロノが格好良くなってる。
なのはに「ポッ」とかのシーンもなくなってるしw


でも、クロノといえばTVで一番の見所がカットされてたのは残念かな。
プレシアに対して「世の中はこんなはずじゃなかったことばかりだ」の件の台詞。
あの台詞は格好良かったのに。
そしてA'sを見ると、その言葉に込めた想いが分かるというね。


カットされたシーンで、もう一つ残念なのはフェイトのシーン。
プレシアがアリシアと共に落ちていくところで、なのはが助けに来た時に迷いながらもプレシアではなく、なのはの手を取るシーン。
TV板で印象に残ってたんだけどなぁ。


プレシアの過去は小説やサウンドステージの内容も含めてかなり補完されてる。
ただの悪役ではないということが良く分かるつくり。
これだけ追加増やしてるのに130分にまとめるとかスゲーな。


一番の感動シーンである「名前を呼んで」の辺りは、Little wishのボーカル無しでアレンジされたBGMも合わさってかなり泣ける。
しかもそのままMy wish My loveとか反則だよ。


全体的に本当に良い出来だった。
DVDやBDで出たら繰り返し見たいな。