咲-Saki- 

アニメ咲-Saki-も残すところ今夜の最終話のみ。
前回の放送では風越のキャプテンが4校合同合宿の返事をしに清澄の部長まで会いに来てたよね。
会いにくる→返事をする。久「この後時間ある?」→お祭りの花火を見る
会いに来た夕方から花火のある夜までの間には時間があると思うんだけど二人の間には何があったのか。
きっと「部長xキャプテン」好きな人なら誰もが妄想、もとい想像すると思うんだよ。うんうん。


以下は「部長xキャプテン」が好きな人、妄想を笑って許せる人以外は見ない方がいいと思う。
っていうか、見るなw





「そろそろかな」
私、竹井久は学生議会室の時計を見ながら呟いた。時刻は現在16時。優希の数学テストの追試が始まる時間だ。
学生儀会長席に夏休みの活動予定表を持ってきた副会長は「え?」と小さく聞き返してきたが、ただの独り言なので返事を返すこともないし黙って書類に目を通す。
(まったく。優希の数学嫌いにも困ったものよねぇ。来週からの4校合同合宿に補習で参加できないなんてことになったら恥ずかしいったらないわ)
もっとも、和と咲が勉強を教えていたから大丈夫だとは思うけどね。
(…合同合宿かぁ)
龍門渕と鶴賀からは参加の返事が来たけれど風越からはまだ来ていない。
風越のキャプテンとはまた会いたいと思っていた。麻雀をするだけじゃなく、会っていろいろ話をしてみたい。
(彼女のことはなぜか気になるのよねぇ。何かしらこの感じ?)
お互い麻雀部の部長だから?私たちは団体戦、彼女は個人戦で一緒に全国へ行くから?もしかして3年前の大会が関係してるのかしら。
何にしても直接会って彼女に対するこの気持ちを確かめてみたい。
(駄目ね、私)
シャーペンの先で机を叩きながら書類に目を通していたけれど、考えていたのは麻雀の事ばかり。…麻雀とあの人の事ばかり。
(学生議会長失格だわね、これは)


トントン


思考の世界から現実に戻すように部屋のドアがノックされた。
「どうぞ」
私が応えると学生議会員の女生徒がドアを開けて私に言った。
「失礼します。あの、会長にお客さまです」
女生徒が半歩横にづれると、後ろからさっきまで思い描いていた風越女子麻雀部のキャプテン福路美穂子が女生徒の後ろから現れた。
「失礼します」
丁寧に頭を下げる福路さんに私は一瞬思考が停止した。そりゃ、他校の生徒、しかも今まで会いたいと思っていた人が私に会いに来たんだから誰だって戸惑うわよね。
「あら、いらっしゃい」
それでも一瞬の動揺を悟られないように笑顔で応える。だって悔しいじゃない。あなたに会えたのが嬉しくてまともに返事もできませんでした、なんて風に見られたら。
「では会長。予定表の承認は急ぎではないので明日にでもお願いします。お客様がみえたようなので自分はこれで帰りますので」
副会長が荷物をまとめながら言ってきた。
「そう?悪いわね、気を使わせてしまって」
「いえ。それでは失礼します」
彼は入り口まで行くと福路さんを中へ案内して帰っていった。


「久しぶり、ってほどでもないか」
「そうですね」
くすっ、と笑いながら応えてきた。
「でも…」
聞こえるか聞こえないかの小さい声でそう呟いた後には台詞は続いてこなかった。続いてはこなかったけれど、なんとなくその先の話が分かってしまった。きっと3年前の事を思い返しているのだろう。なぜなら私も同じことを考えていたから。
だけど聞こえなかったふりをして彼女に背中を向けて机に腰掛けた。このまま彼女の方を見ていたら心の内を全て見透かされてしまいそうな気がしてしまい、それを隠す為にも窓の外の夕日に視線を逃がしながら話を進めた。
「合宿に参加してくれるのねぇ」
一呼吸置いて心を落ち着かせてから振り返りながら続けた。
「助かるわ」
「すいません。返事が遅くなってしまって」
本当に申し訳なさそうに応えてきた。きっと性格なのだろう。何に対しても真剣に応えてくれる。
「うううん。わざわざ来てもらわなくても電話でもよかったのに」
そうは言いながらも本当は会いに来てくれたことが嬉しかった。でも恥ずかしいからそんなことは表情に出さなかったけれど。
「いえ、そんな」
そこで一旦言葉を区切ると、本棚の方を見て微笑みながら話しを変えてきた。
「生徒会長さんなんですね。麻雀部の部長と兼任なんてすごーい」
私は視線を窓の外に戻しながら言った。
「全然。うちの麻雀部は部員6人よ?名門風越のキャプテンとは違うわ」
福路さんは少し沈んだ声で、
「いえ、私はキャプテン失格です。今回の合宿のことも自分では決断できなくて」
「そうなの?」
軽く驚いて福路さんの方へ視線を戻しながら聞き返した。そしたら少し声のトーンを上げて福路さんが、
「それで後輩の子たちが言ってくれたんです。私たちはキャプテンに全国で活躍してほしいんです。だから合同合宿に参加しましょう、って」
後輩たちとのやり取りを話しながら私の隣に腰掛けてきた。
「いい後輩じゃない」
不意に縮まった二人の距離に少しドキッとした私の心を知ってか知らずか、私の方を見つめながら穏やかな笑顔で「はい」と応えてきた。
私も平静を装いながら自然体で、
「うちもいい後輩ばかりよ。良かったわね。お互いいい後輩に恵まれて」
「そうですね」
そう言って微笑みながら少し視線を床に向けて外してきた。
少しの間二人に沈黙が訪れる。


私は窓の外に視線を向けながら考えていた。
彼女としては合宿参加の意思を伝えにきたのでもう用は済んであとは帰るだけのはず。このまま帰ってしまうのだろうか。
帰ると言う彼女を私は引きとめもせずに見送ってしまうのだろうか。
(…違うわ。彼女の意見とかそういう問題じゃない!)
私がこのまま帰したくないと思っているのよ。本当、私らしくなかったわ。さっき思ったばかりじゃない、直接会って彼女に対するこの気持ちを確かめてみたいって。
来週になれば合宿でまた会えるけど、二人きりで会える機会はないかもしれない。
だからおもいきって聞いてみることにした。
「ねぇ」
「はい」
私の方に顔を向けた彼女の目をしっかりと見つめながら続けた。
「この後、用事ある?」
「えっ?」
少しびっくりしながら聞き返してくる。
「実は清澄では今日お祭りがあるのよ。最後には花火も上がるのだけれど花火を見るのに絶好の場所があるの。よかったら一緒に見ていかない?」
「わぁ、いいですね。ぜひご一緒させてください」
両手を胸の前で合わせながら満面の笑みでOKを出してくれた。
「そうこなくっちゃ!よし、じゃあ麻雀部の部室に行きましょ」
「え?麻雀部?」
「そうよ。そこが絶好のポイントなの」




(清澄の麻雀部部室ってどんなところなのかしら?)
旧校舎の階段を上埜さんの後ろについて歩きながら、私、福路美穂子はまだ見ぬ部室を想像していた。
階段を上りきったところにある扉には「麻雀部」と書かれた札が貼ってあった。
「さぁ、着いたわ。ここが部室よ」
そう言って扉を開けながら私を中へと導いてくれた。
「ようこそ、清澄高校麻雀部へ」
中へ入りまず目についたのは部屋の中央に置かれた麻雀卓。右手奥にはパソコンの置かれた机があり、左手奥には本棚となぜかベッドが置かれていた。
でも、それよりも印象的だったのは正面に見えるステンドグラスの綺麗な窓。部室といえば風越の部室や中学時代の一般的な教室のイメージしかなかった私にはとても衝撃的だった。
麻雀卓がなければ洋館の一室と見間違えてしまうほど。
「古い建物だからあまり綺麗じゃなくてごめんなさいね」
「うううん、そんなことないわ。アンティーク調でとても素敵な部室です」
「ありがと。実は私も気に入ってるのよねぇ、この部室が」
そう言いながら上埜さんは部屋の奥へと歩いていった。
「お客さんを出迎えるような机とか無いんだけど、とりあえずそこにでも座っていて。今お茶をいれるわね」
と、麻雀卓を指差しながら言った。
「あ、お茶の支度なら私が」
「いいのよ。あなたはお客様なんだからゆっくりくつろいでいて」
「はい」
そうよね。いつもの癖で自分から進んで準備を引き受けようとしてしまったけれど、外部の人間が勝手に部屋の物を使うのも失礼よね。
大人しく麻雀卓に着いて待つことにした。
待ちながらずっと聞いてみたいと思っていたことを質問してみようと思った。向かい合ってしまうと胸が高鳴って言葉にならなくなってしまうので、上埜さんが背中を向けている間に。
「あの、上…竹井さん」
「ん?なーに?」
思わず昔の名前で呼びそうになってしまったけれど気を取り直して続ける。
「3年前の大会のことは覚えていますか?」
「ええ、覚えているわよ。もう3年も経つのよねぇ」
こちらに背を向けてポットからお湯を注ぎながら、特に動揺の色など無い普段の調子で応えてきた。
続いた私の言葉は少し震えていたかもしれないのに。
「あの時あなたはいいましたよね。『知ってる?青いサファイアは、赤いルビーと同じ素材で出来ているのよ』と」
上埜さんは少し驚いた表情でこちらを振り返った。私は視線を自分の足元に逃がして言葉を続けた。
「あなたがその前に私の目を綺麗ね、って褒めてくれたことは凄く嬉しかった。でもその後の言葉が気になってずっとその事ばかり考えていたわ。次に会った時には絶対に聞こうと思いながら」
二人分のティーカップを持った上埜さんがゆっくりと無言でこちらに歩いてくる。だから私は言葉を続けた。
「でもあたなは大会を棄権して、次の年に風越に入ってくることもなかった。もう会えないかもと思っていたのに…。だからこの前の大会であたなを見つけた時は心臓が止まるかと思ったわ。それくらい嬉しかったのに、私は結局あの時のことを聞くことができなかった。だから…」
そこまで早口で一気に喋った時には上埜さんは私の正面に立ったいた。顔を伏せている私には上埜さんの足しか見えない。
(いつまでも下を向いているような私じゃいけないわね)
しっかりと力強く顔を上げて上埜さんの瞳を見つめながら続けた。
「だから、あの言葉の意味を今教えてください、上埜さん!」
びっくりした顔の上埜さんを見て初めて私は気づいた。
(私ったら、竹井さんの事を上埜さんって…)
思わず視線を外してしまった私に笑顔を見せながら、
「そっか。あの時は上埜久だったわね。あなたはずっと上埜久の事を覚えていてくれたのね。嬉しいわ」
「すみません」
「いいのよ。謝らないで」
そう言うと上埜…いえ、竹井さんは私のテーブルにティーカップを置くと隣の席に座りながら話してくれた。
「よくある話よ。察しは付くかもしれないけれど、あの時、両親が離婚してね。私は母方の方に引き取られたから母の旧姓の竹井になったの。そのゴタゴタで大会にも参加してる場合じゃなくなってしまってね」
そこでティーカップからお茶を一口飲んでから続けてきた。
「麻雀を続けるなら私も風越に行ければよかったのだけれど、そんなわけだから私には私立に通うだけの経済的余裕もなかったのよ」
竹井さんに辛い過去を話させてしまった。触れられたくないことだったかもしれないのに。
うつむいたまま聞いていると、晴れ渡る青空のように明るい声で言ってきた。
「でも全然悔しくなんてないの。むしろ清澄に来れて本当に良かったと思ってる」
「え?」
思わず顔を上げて竹井さんの表情を見る。なんて綺麗で澄み渡った瞳をしているのだろう。
「清澄で最高の後輩たちに恵まれて、こうして夢だった全国へも行けるしね。それに…」
突然、両手で私の両の手を取るとまっすぐに私の目を見つめながら笑顔で嬉しい事を言ってくれた。
「こうしてまたあなたとも再会できたしね」
「上埜さん…」
私の目からは自然と涙が溢れ出していた。ずっと会いたいと思っていた上埜さんにこんなことを言ってもらえて張り詰めていた緊張の糸が解けてしまったみたい。
上埜さんは私の涙をそっと自分の指で拭いながら言ってきた。
「ねぇ。あなたの右目、もう一度見せてもらえる?」
「はい」
いつもは絶対に人には見せるとこのない右目なのに素直に見せてもいいと思えた。
(見せてもいいとかじゃないの。上埜さんに見てもらいたい。そして、私も両の目で上埜さんのことをしっかりと見つめたい)
ゆっくりと開いた私の右目を優しい瞳で見つめ返しながら、
「綺麗な瞳。ずっと見ているとあなたの中に吸い込まれてしましそう」
どれくらい二人で見つめ合っていただろう。1分?それとも1時間?本当は10秒だったかもしれない。
一瞬とも永遠とも思える二人だけの時間。
(このままこの二人だけの時間が永遠に続けばいいのに)
そんな二人の時間に終わりを告げる12時の鐘を鳴らしたのは大きな花火の音だった。
『あっ』
二人同時に声を発していた。
「どうやら花火が始まったみたいね」
何事も無かったように言ってくる上埜さん。
(私はこんなにもドキドキして胸が張り裂けそうだったのに上埜さんはなんとも思ってないのかしら)
残念に思いながら少し上ずった声で応えた。
「そ、そうですね。花火を見ましょうか」
「そうね」
そう言って席を立ち窓の方へ歩いていく上埜さんの後に続いた。




ドキドキドキドキ…
心臓の早鐘が鳴り止まない。
自分の心を揺るがすこの気持ちに久の頭はパニックに陥っていた。
二人で見詰め合った時、私の心は心臓のドキドキで押しつぶされそうになっていた。もし花火の音が聞こえるのがもう少し遅かったらそのまま福路さんを抱きしていたかもしれない。
(何考えているのよ私ったら。相手は私と同じ女の子なのに)
さっきは辛うじて平静を装うことができたが、背中を向けている今は私の頬はさっきの夕日みたいに赤く染まっているのを自覚できる。
窓を開けテラスに出ると一拍置いて心を落ち着けてから振り返って言った。
「この手すりを乗り越えた所が得等席よ」
慣れた動作で手すりを乗り越えてから振り向くと案の定福路さんは苦戦しているようだった。
手を取り乗り越える手助けをしてあげる。手を取られ手すりから降りる姿はまるでお姫様のようだった。
「ありがとうございます」
(幸せそうな笑顔でお礼を言われる私は差し詰め王子様ってところかしらね)
柄にもなくそんなことを考えてしまう。
頬を染めてうつむいたお姫様の視線の先を見ると私たちはまだ手を繋いだままだった。


 ヒュゥゥゥゥーー…ドォーーーン!!


恥ずかしさを誤魔化す為に花火の音に合わせて何事も無かったかのように自然に手を離す。
「綺麗な花火ね」
次から次へと上がる花火を見ながら楽しそうに「そうですね」と返してきてくれた。
「私、こんなに楽しい花火は初めてです」
「そう?花火なんて何度も見てると思うけど」
「でもこうして上埜さんと花火が見れるのが嬉しくて」
ドキッ
そう言ってこちらに微笑みかけてきた福路さんの言葉についに動揺の表情を隠し切れずに頬を赤らめてしまった。
しかし彼女は失言してしまったと思い笑顔を曇らせてしまった。
(上埜さん…か)
彼女にとって私は3年間ずっと上埜久だったんだものね。別に私は気にしていないけれど彼女は気にしてるみたい。
「上埜さんとか竹井さんって呼びにくいでしょ?私のことは”久”って呼んでちょうだい」
「え?でも…」
まだ二人が出会った時間は短いものね。少し抵抗はあるかな?
「私は別に上埜でも構わないのだけれど、あなたは気にしてるみたいだしね。それに私も久って呼ばれる方が嬉しいわ」
「そ、そうですか?それなら…あの、その…久、さん」
恥ずかしさでしどろもどろになりながら呼んできた。
「さん付けなんていらないわよ。私たち同じ3年生じゃない。久って呼び捨てでいいわ」
「そ、そうですね。それじゃぁ…久」
(…っ!)
恥ずかしさで頬を染めてうつむきながらも上目遣いで呼びかけてきた彼女の可愛い表情に私の顔も真っ赤になったのが自分でも分かった。
「それじゃあ、私のことも名前で呼んでもらえますか?美穂子、と」
真剣な表情のお願いに私はついちいさないたずらをしてみたくなってしまった。
「私は遠慮しておくわ、福路さん」
「そんなぁ!ずるいです」
困った顔で怒ってくる彼女が可愛くてもっといたずらをしてみたくなったけれど、本気で怒られても困るのでこのくらいにしておくことにした。
「冗談よ。私も名前で呼ばせてもらうわ」
その時一際大きな花火の音が連続して鳴り響いた。
「スターマインね」
私の言葉に二人で空を見上げた。連続して煌く無数の花火を見ながら、
「さっきの質問の答えだけどね」
「え?」
彼女はこちらを向いて聞き返してきたけど、私は空を見上げたまま応えた。
「青いサファイアと赤いルビーの話ね。あの答えだけど、今は教えないことにするわ」
「え!どうしてですか!?」
空を見上げたままだったけれど、困惑と非難の目を向けてくるのが分かった。私は軽く目を閉じて言った。
「あなたが全国大会で優勝したら教えてあげる」
「どうしてそんな条件を?」
明らかに戸惑った表情の彼女を見ながら、
「だって、そうしたら大会後もあなたと会う約束ができるじゃない?」
びっくりした表情からわざと怒った表情を見せながら言ってきた。
「久は卑怯ですね。そしていじわるです」
「あら、ありがとう。お褒めの言葉と受け取っておくわ」
ふふっ、口元に手を当てながら微笑を返してくれた。
「これでますます全国大会の個人戦は負けられなくなりました。優勝して絶対に教えてもらいますからね」
「それはどうかしらね。優勝はうちの1年生コンビがもらっちゃうかもよ?」
「忘れましたか?私は県予選1位ですよ。全国でもあの二人には負けません」
珍しく強気の表情で宣言されてしまった。
「あらら、言ってくれるじゃない」
ふふふっ。二人で笑い合う。
「あなたは個人戦、私たちは団体戦。お互いベストを尽くしてがんばりましょ!」
「ええ!」
私の差し出した右手をしっかりと握り返してきて硬い握手をする。
「私たち二人で全国優勝するわよ、美穂子!」
「はい、久!」


ドーン!ドドーン!!


花火をバックに二人で誓った約束は絶対に忘れない。
全国制覇に向けて私は心に強く刻み込んだ。






♪♪〜〜がんばっちゃった がんばったわれわれ 東南西北 わーいわーい!〜〜♪♪
(以下エンディング略)




次回予告
美穂子「どうしましょう?花火の後も久と二人っきりでいたら終電が無くなってしまったわ」
久「あら、大変。二人っきりでいろいろやってたらもうこんな時間だったのね」
美穂子「ええ。二人っきりであれこれやってたらもうこんな時間なの」
久「これじゃあ帰れないわね。今日は私のうちに泊まっていくといいわよ。大丈夫、今日は母もいないから私一人しかいないわ」
美穂子「まぁ!久の家に二人っきりで泊まるのね」
久「ええ、二人っきりよ」


次回『久-Hisa- 第○○話「二人」』







































ああああああ!俺は何を書いているのだぁぁぁぁorz
仕事も忙しいのにこんな妄想を書き綴っていていいのか確かに部長xキャプテンは咲-Saki-の2代ヒロインだしいろいろ妄想が膨らむのが止められないのは誰もがわかってくれると思うでもこんなわけわかめなことをいきなり書き出した俺は人として大丈夫なのかああ恥ずかしい恥ずかしいw
同人誌とか書いてる人ってすげーよな。


本当はもっと百合ん百合んな話にしようと思ったけどまだ二人の関係はそこまでいかないよね。ってか、俺にはそこまで書く力がありません。そんな恥ずかしいw
そもそも、こんなん書いてたら某ブリーあたりに「咲よりもあのプロジェクトなんとかしろ!」とか言われそうだよなw
さってと、ちょっと頭冷やしてこよっと。